こんにちは、もりのひつじかいです。
バシャールとは何者か?
また、バシャールは今回のコロナ禍を
どんなふうに見ているのか
ということについては
前回詳しくご紹介しましたので
興味のある人はこちらをご覧ください。
今回はそのバシャールに関し
彼のあまたある語録のなかで
特に誤解をまねきやすい言葉について
確認をしてみました。
バシャールの言葉を確認するのに格好の教材とは・・?
こちらも
前回の記事のテキストとして紹介した
『今ここが人生の目的地なんだ』
(VOICE/2020)
を再度使っていきたいと思います。
この本は
バシャールの言葉に影響を受けた
日本の第一世代と目される山﨑拓巳氏と
バシャールとの対談
という形式をとっています。
さすがにバシャール歴の長い
山﨑氏だけのことはあり
卒なく対話を続けていきますが
途中で2箇所
バシャールから
言葉の誤読を指摘されます。
『今ここが人生の目的地なんだ』は
その指摘に対する山﨑氏の反応を
包み隠さず収録しているところに
最大の価値がありますね。
バシャールの言葉の真意を
これだけ簡便に顕した書籍は
これまでなかったように思いますので
その意味でもこの本は
重要なバシャール本と言えるでしょう。
では山﨑氏が犯したチョンボ2箇所を
一つずつ見ていくことにしましょう。
◯◯しようと思っても、なかなか上手くいかなくて・・
本文159ページ
第6章「夢を叶える旅路こそが目的」
の中で、山﨑氏はこんな質問を発します。
たとえば、僕が歌手になりたいと
しましょう。
そして、なかなか上手くいかいない、
とします。その場合-
ここで突然バシャールが
山﨑氏の発言をさえぎったのです。
「なかなかうまくいかない」という
安易な仮定のフレーズに
バシャールの鋭い指摘が炸裂します。
以下本文から抜粋します。
「なかなか上手くいかない」という表現をするなら、それは、「こうなるべき」という想定をしていることになります。
自分の情熱に従って行動したのなら、もうそれで充分なのです。
(中略)
皆さんの多くが誤解し、混乱しているのがこの部分です。
自分で目標を設定して、それを叶えるために頑張ろうというのが自分の情熱に従うことだと思いこんでいます。そして、その結果が起きなければならない、と思っています。
だからその結果が
思うようなかたちで起きないときは
「上手く行かない」と考えてしまいがち。
しかし、実際はそんなに単純ではないと
バシャールは諌めます。
常に、すべての可能性に対して
オープンでいなければならないのだと・・。
なぜなら、自分で結果を「これこれだ」と
想定してしまうと
もっと良い答えに導かれたはずの流れを
断ち切ってしまうことになるから。
つまり
「すべての可能性に対してオープンでいる」
とは
自分が想定していない可能性に対しても
門戸を開いているということなんですね。
ここは
しっかり押さえておきたいところです。
「豊かさ」にはいろいろなかたちがあるのだ!
本文212ページ、第7章
「自分の乗る列車は賢く選ぶ」中
山﨑氏の何気ない質問に
バシャールの激が飛びます。
山﨑氏は
こんな趣旨のことを発言したのです。
バシャールがワクワクする生き方の
大切さを教えてくれたことで
多くの日本人が
「本当の自分自身の人生」を
選択し始めるようになった。
そこで、サラリーマンを辞めて
ワクワクすることで生きていこう
もっと豊かになろうと
フリーランスという働き方に
チャレンジする人も出てきた・・。
ちょっと待ってください!
まず、自分の情熱に従うためには、フリーランスでなければならない、という必要はあません。それに、自分がやりたいことをすることで、必ずしもお金を得なければならないというわけでもないのです。
お金以外に豊かさを表現する方法はあります。どんな形であれ、自分に豊かさがもたらされるなら、それでいいのです。
お金は確かに
シンボルとしてはわかりやすいが
豊かさを表す指標には
交換という手段や
シンクロニシティ
イマジネーション
などといったような表現もある。
豊かさの表現として
「お金を稼ぐこと」にこだわると
他のかたちでやってくる豊かさのドアを
閉ざしてしまうことになるのだと
バシャールは言うのです。
これが山﨑氏が犯した
2つ目のチョンボに対する
バシャールの回答でした。
誤読でわかったバシャールの言葉の本当の意味
これまで日本人が誤読してきた
バシャールの言葉。
その最たるものが
山﨑氏の何気ないチョンボによって
明らかになりました。
そういう意味では
彼に感謝しなければなりませんね。
バシャールが指摘した2つのポイントに
共通していえることは-
自らの可能性に対して
常にオープンでいなさい。
ということではないでしょうか。
世界は私たちが考えている以上に
多種多様であり、千変万化します。
なぜなら
それらの多様性や変化も含めて
すべてがイリュージョンだからです。
自らの可能性に対して
常にオープンでいるということは
そのイリュージョンを
最大限楽しむための
心構えなのかもしれません。
どうかあなたも
あなたのワクワクを大切にして
あなたの道をお進みください。
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