『新型コロナの科学』で読み解く!アフターコロナはウイズコロナで

こんにちは、もりのひつじかいです。

 

この1年あまりのあいだ
わたしたちの生活は
新型コロナに翻弄され続けています。
日々の暮らしや、ものの考え方は
大きく転変しました。

 

これまでの成長神話に
限界が見えたといっても
いいのかもしれません。

 

ウイズコロナなる
造語がうまれました。

 

専門家のあいだでも
新型コロナウイルスのヒト・ヒト感染は
将来にわたって収束しないだろうと
考えられています。

 

つまり
ウイズコロナとはイコール
アフターコロナのことでもある!
ということになります。

では、なぜ
ウイズコロナ=アフターコロナなのか?


それを今回は
最新の知見(書籍)から
探ってみることにしましょう。

 

新型コロナの驚くべき戦略

本日用意したテキストは

新型コロナの科学とあべのマスク

『新型コロナの科学』とアベノマスク


『新型コロナの科学』
黒木登志夫著/中公新書/2020年
です。

 

新型コロナウイルス関連の書籍では
かなりの後追いということになりますが
それだけに
時間の経過とともに究明されつつある
新たな知見が満載されています。

 

いくつかの関連本に見られるように
「新型コロナは12月に収束する!」
みたいな
安易な書き方はしていませんので
信頼がおけるのではないかと思います。

 

では

さっそく本題に入ることにしましょう。

 

 

もう一度問い直します。

なぜ
ウイズコロナ=アフターコロナなのか?

 

それは、このウイルスが
これまでに出現したコロナウイルスの
感染パターンにはない
「ある独特の戦略を展開している」
からだと考えられています。

それが-

 

無症状感染者に感染を広めさせる!

 

という
おそるべき戦略なのであります。

 

その部分を
テキストから抜き出してみます。

 

無症状感染者からの感染が
例外的な感染様式でないことは、
その後の研究によって、
疑う余地はなくなった。
5月(2020年)になると、
44-56%の感染は無症状感染者
という報告が相次いだ。

オックスフォード大学の
分析によると、46%が
発症前の無症状感染者から、
38%が症状のある感染者から、
10%が
最後まで無症状の感染者から、
6%はその他のルートからの
感染であると推定している。

※カッコ内はひつじかいが追記

『新型コロナの科学』
 57ページから抜粋

 

私たちの記憶にあたらしい
ダイヤモンド・プリンセス号内の感染
関西の観光バス運転手の感染も
この無症状感染者からの感染だと
ニューヨーク・タイムズは報じています。

 

無症状感染者からの感染を防ぐには?

アフターコロナを宣言するためには
この無症状感染者からの感染を
極力予防しなければならないようです。

新型コロナワクチンで集団免疫を確率する

新型コロナワクチンによる
国民皆接種はまだ当分先の様相ですので
それまでの対策として
なにか打つ手はあるのでしょうか?

 

再びテキストに当たってみましょう。

 

厚労省は、無症状者への検査に
敵意をもっている。

しかし、感染しても無症状の
若者が街を歩き、無症状者からの
感染が半数を占めているのが
明らかになった今、無症状者への
検査こそが、感染予防にとって
重要な意味をもっている。

『新型コロナの科学』
 222ページから抜粋

 

厚労省は、無症状者への検査に
敵意をもっている。

とは
聞き捨てならない言葉ですね。

しかし

当の厚労省は5月(2020年)
PCR検査拡大に反対する内部文書を作り
国会議員、官僚を対象に
ネガティブ・キャンペーンを張っていた
ということが
2020年10月23日出版された
『新型コロナ対応・民間臨時調査会・
 検証報告書』(民間臨時調査会編)
で明らかになりました。

PCR検査が感染予防の要


厚労省の理屈は
「PCR検査を広げると医療崩壊になる」
というものでした。

 

新型コロナ対策の本丸だと考えてきた
厚労省が
じつは一番のボトムネックになっている
ということを改めて聞かされて
ひつじかいは、ただただ驚き
あきれ返るばかりです。

 

厚労省のミスリードについては
このほかにも数々報告されていますが
記事が煩瑣になってしまいますので
あえてここでは触れません。

気になる人は
本書に当たってください。

 

アフターコロナはウイズコロナで

今後
新型コロナワクチンの接種が進み
集団免疫(60%以上の国民が免疫を獲得)
がもたらされても

 

ウイルスと共存し、経済を回すためには
国民が安心して仕事ができる状況を
創出しなければならない。


と筆者は言います。

そのためには、やはりすべての人が
PCR検査を受けられるようにすることが
肝要だと。

 

それには先ず
厚労省が国民に背を向け
裏で政治工作をすることがないよう
これからも目を光らせていかなければ
ならないでしょう。

 

本書を読めば
厚労省の「敵意」が
過大表現ではないということが
理解できます。

このようなことは
他の先進国では考えられないことですが
日本の新型コロナ対策はイコール
厚労省対策だといっても
過言ではないのかもしれません。

 

「アフターコロナはウイズコロナで」
という事実がわかった今
PCR検査の重要性は
ますます高まることでしょう。

新型コロナとの平和的な共生

 

なお『新型コロナの科学』には
他にも瞠目すべき知見がつまっています。

あなたが、もしもー

 

*ロックダウンの数学的根拠
*石正麗(Bat Woman)
*第一波、第二波のゲノム変異
*スウェーデンの集団免疫戦略
*BCG

 

とか

 

*重症化リスク遺伝子


ネアンデルタール人から受け継いだ
遺伝子が新型コロナの重症化リスクに
なっている可能性が浮かび上がってきた。

『新型コロナの科学』
 156ページから抜粋

 

などの一文に
興味の針がビビット触れるようでしたら
本書を手にされることをおすすめします。
ここまでの新型コロナの概要が
すっきりと頭に入ることでしょう。

 

新型コロナと共生するためには
新型コロナを知らなければなりません。
そういう意味でも
本書は優良なテキストと言えるでしょう。

 

Amazonへのリンクを張っておきますね。

『新型コロナの科学』

 

 

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