出版した絵本の販促に〈献本〉使うのって反則ですか?

出版後の献本は効果的に 絵本づくりABC
献本は効果的に・・

こんにちは、もりのひつじかいです。

絵本『もりのしょうぼうだん』を
出版してから
かれこれ4ヶ月目に突入しました。

絵本に限らず
一般的には出版した書籍の販促は
出版後3ヶ月が勝負!
といわれています。

『もりのしょうぼうだん』は
とうとうその勝負期限を過ぎてしまった
ということですね。

それにしても販促というのは
なかなかに難しいものです。
絵本のストーリーを捻り出している方が
百倍は楽ですね!

というのは冗談ですが・・

販促に冗談は通用しませんので
用心が肝心です。

 

というわけで今回は
〈献本〉を販促に使ってもいいのか?
という実務的なテーマに
切り込んでみたいと思います。

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とりあえずこんなふうに〈献本〉しました・・

以前古書店街をまわっていたときに
〈献本〉と書かれた書籍を
目にしたことがあります。

和紙のような短冊に〈献本〉と記し
それが見返しに貼り付けられていました。

それにしても
このような紙を貼り付けたまま
販売しているなんて・・

と少し違和感を覚えましたが
その献本の古めかしいスタイルに
なぜか感動したことを覚えています。

自分もいつか
〈献本〉というものをしてみたいなと
まだ何のあてもないのに
漠然と思ったりもしました。

その念が通じたということでしょうか?

(書籍は
 あのときひつじかいがイメージした
 ジャンルではありませんが)

ようやく
〈献本〉可能なシチュエ-ションが
到来したというわけです。

さて

では

実際は誰に〈献本〉をしたらいいのか?


本と野草

ということで
いざそのときをむかえた瞬間に
ひつじかいは
はたと悩んでしまったんですね。

〈献本〉をしたい相手は
すぐに脳裏には浮かびましたが
いきなり「絵本」を送りつけたりすれば
相手はきっとビックリするでしょう。

かつて市役所で働いていたひつじかいと
子ども向けの「絵本」を上梓した
ひつじかいとが
直線的に結びつかないため
??? となってしまうのが
目に見えています。

そういうことならば
自分のこれまでの紆余曲折や脱線ぶりを
よく知っているひとの中から選ぼうと
方向を修正しました。

リストに挙げたのは
だいたい次のようなひとたちです。

*最後の職場の最後の同僚(部下)
 →この女性は
 ひつじかいの脱線ぶりを
 ポジティブに受けとめてくれました。

*小・中9年間いっしょだった同級生
 →この女性は
 職場から離脱したひつじかいを
 いつも熱心に支援してくれています。

*ひつじかいのワークショップ参加者
 →この女性は
 ひつじかいのライフワークに
 あらたな気づきを与えてくれます。

*リラクゼーションに勤めていたときの
 もと同僚
 →この女性は
 ひつじかいの紆余曲折ぶりを
 ハラハラしながら見守ってくれます。

*大学の研究センターに勤めていたときの
 もと同僚3人
 →この女性たちは
 そこで働いているあいだもそして今も
 ひつじかいの想像力を
 高く評価してくれています。

 え、なんですって?
 全部女性ばかりじゃないかって!

 いいえ、そんなことはありませんよ。

*中学の「技術家庭」を教えてくれた先生
 →この先生には後年
 職場の上司と部下という立場で再会し
 たいへんお世話になりました。
 ご一緒に「相田みつを」展を
 企画・開催したりもしましたね。

*あとは親戚の大叔父と叔母

とまあ
このようなひとたちに〈献本〉をしようと
決めたわけですね。

そうして
拙いサイン入りの絵本を送付しました。

プレスに〈献本〉して宣伝してもらったら!

すると
なかのお一人から
お礼のメール方々
「見出し」のような提案があったのです。

地元のプレス(報道関係機関)であれば
郷土出身者が本を出したという話題に
「のっかって」くれるはずというのです。

だからそういうところにも
積極的に〈献本〉してみたらいい
というのです。

なるほど、そういう手があるのかと
感心しましたね。
でも次の瞬間

 〈献本〉を販促に使うなんて
  反則なんじゃない!

なんていうギャグまがいの想念に囚われ
躊躇しました。

しかし出版社には
「販促に力を入れてます!」
と大見得を切っていますので
勇気を奮い起こして
プレス5社に〈献本〉しました。

結果は・・

地元のケーブルテレビが
早々に取材を申し出てくれました。
ひつじかいの人となりを
絵本『もりのしょうぼうだん』の
紹介を兼ねて放送していただきました。

なるほで・・

ほかには?

ええと
4ヶ月もたってすっかり忘れたころに
県下のイースタンエリアを
ターゲットとするローカル新聞社から
取材の依頼がきました。

こちらの新聞は
企業とか事業所にシェアがありますので
宣伝効果はかなり高いと思います。

ちなみにローカルテレビの番組放送後
地元のスーパーで買物をしていましたら
「この前、ケーブルテレビに出てたね」
なんて声をかけられたりしまして
ちゃんと見てくれてる人がいるんだと
少し驚いたりもしましたね。

5社に〈献本〉して
2社に紹介していただきましたので
確率的にはそんなに悪くはないかなと
思っています。

出版後の〈献本〉はすべきかすべきでないか?

ここまで書いてきましたように
ひつじかいはそんなに積極的に
〈献本〉をしてきませんでしたので
自家用のストックは
ぴくりともしていません。(汗!)

そんな折
この〈献本〉については
賛否両論があるんだということを
知りました。

中古本に挟んであった「献本」の短冊

中古本に挟んであった「献本」の短冊


出版業界では

「本はあげても読まれない!」
というのが鉄則なんだそうです。

だから自分で買いなさいと・・

出版社にしてみれば
ただであげてしまうより
たとえ1冊でも買ってもらったほうが
得!なわけですから
まあ、当然といえば当然でしょうね。

しかし、ひつじかいは
あともう少しだけ
戦略的に〈献本〉を展開してみたい
と思っていた矢先でしたので
出鼻をくじかれた感じでした。

と、そんこんなでぐるぐるしていたとき
いつもお世話になっている
エージェントの社長さんから
1通のメルマガが届きました。

開くと
な、なんと、ひつじかいの絵本を
紹介してくれています。

あれれ?
絵本の紹介は「さわり」だけで
その日のお題は
「出版後の〈献本〉の可否について」
ということでした。

なんという絶妙のタイミング!

以下
社長さんの考えをまとめてみましたので
絵本に限らず
本の出版を考えている、あなた!
ぜひ参考になさってみてください。

社長さん曰く-

献本は、効果的に惜しみなくせよ!
ただし、買ってもらうべき読者には
その本の真価を惜しみなく伝えよ!

だそうです。
その理由は・・

本を売るには仕込みが必要。
だから

本を記事にしてくれるところ
自分を紹介してくれるところ
自分の仕事につながるところ
自分を手早く知ってもらいたいところ
には

惜しみなく〈献本〉せよ!
ということ。

そして大多数の読者に対しては
あなたのその著書の真の価値を
労を惜しまず伝えていく。

この両刀を使い分けなさい
ということなんですね。

お分かりになりましたか?

つまり
絵本の〈献本〉を販促に使っても
それが効果的な〈献本〉であれば
反則ではない!
ということなんですね。

長~いお話しになってしまいました。
おつかれさまでした。

いまさらこんなことをいうのも
なんですが
やっぱり一番いいのは

〈献本〉しなくても売れる!

っていうことなんですよね。

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