イラストレーターとコラボ!絵が下手でも絵本作家になれるって?

こんにちは、もりのひつじかいです。



ほんとうはひつじかいだって
絵本の絵は
全部自分で描きたいなと思っています。

でもね
前にもどこかで言ったかもしれないけど
絵が下手なんです、とっても・・

そりゃあね
スケッチくらいはできますよ。
静物のデッサンだって
そこそこいけるかもしれない。


だけど
それが絵本で通用するかというと・・



ところがひつじかいは
こんなにも絵が下手なくせに
どうしても絵本作家になりたかった。
だから
とりあえず絵を描くことは封印して
ストーリーを書くことに専念したんです。

いつかは
自分でも絵を描くぞという
野望は胸に秘めたまま・・・


イラストレーターとのコラボはコミュニケーションが大事!

ひつじかいと同様
絵本の「絵」を描かない
絵本作家(未満!)のひとにとっては
イラストレーターとのコラボこそが
成功の鍵を握るともいわれています。

 

そこで、まずは
このたびひつじかいと組むことになった
イラストレーター

(本業はもちろんプロの画家さん!)

のことから
話題を起こしていきたいと思います。


絵が下手だと思っている
絵本作家志望のみなさ~ん!
よ~く聞いてくださいね。(笑)

 

さて
今回ひつじかいがコラボすることとなった
イラストレーターの名前は
宮島美穂子さんといいます。

 

油絵を中心とする画業のかたわら
ご自身の絵本も出版されています。

今回のセッションのように
他の作家とのコラボレーションも経験済
とのことで
なんとも心強い「相棒」です。

 

・第17回上野の森美術館
 日本の自然を描く展フジテレビ賞

・サロン・デ・ボザール展
 内閣総理大臣賞

・創作童話・絵本・デジタル絵本
 コンテスト金の星社賞

 

などなど数々の受賞歴をお持ちの
アーティストです。
ただいま売出し中の旬の画家さん!
とでも呼んでおきましょう。

 

このような実力者とコラボできることに
まずは感謝ですね。

絵が下手なひつじかいの助人としては
申し分ありません。

 

そういえばもうじき彼女は
絵本の原画展を開催する予定だとか。

 

タイトルは絵本のタイトルでもある
「なつのおとみつけた」展。
(6/24-7/6・赤羽【青猫書房】内)
※注:2020年の開催です。

 

水の色

そんな宮島さんが
「水を描くのが好きなんです」
と言って見せてくださったのが
絵本の中の夕立のシーン。

そのほかにも
「水」に関する様々な場面が
透明感あふれる筆致で描かれています。

 

絵本『なつのおとみつけた』は
こちらから ご確認いただけます。

 

どこか
〈いわさきちひろ〉にも似た
やさしいタッチに
ひつじかいはただ感嘆するばかり。

 

都合をつけて
ぜひのぞいてみなくっちゃ。

(まだ電車はちょっと怖いけど・・・。)

 

 

さて、その宮島さんとの打ち合わせでは
さすがプロの目!
とでも言うのでしょうか
なかなかに鋭い指摘がありまして
何度もはっとさせられました。

 

直接「言葉で」語ってください!

今回のひつじかいのケースのように
絵本の〈文〉と〈絵〉とを
別々の者が分担するような場合には
〈文〉を担当する者の世界観が
「相手にも共有されなければならない」
のだそうです。

 

そこをしっかりすり合わせておかないと
〈文〉が想定するシチュエーションが
〈絵〉の担当者にうまく伝わらず
〈文〉のイメージとかけ離れたカットが
描かれてしまうことにもなりかねません。

 

そういうズレを防止するという意味から
ひつじかいも一応描かされましたよ
いわゆる〈絵コンテ〉というやつを!

 

絵が下手なひつじかいでありますので
見開き15カット(テイク)
表紙&裏表紙を加えて32ページの
絵コンテを仕上げるために
2週間以上もかかってしまいました。

 

悪戦苦闘して仕上げた
〈絵コンテ〉らしきものは
当然「相棒」である宮島さんの手に
渡ったわけです。

手渡す

ひつじかいの
〈絵コンテ〉らしきもの、を
パラパラとめくり終わった宮島さんは

 

 ストーリーを何回も読み直して
 物語を頭に入れたいと思います。
 そのうえで作画に入ります。
 〈絵コンテ〉がありますので
 ひつじかいさんが強調されたい場面は
 よく分かりました。

 でも
 これだけでは全然情報が足りません。
 まだお時間はありますか?

 

とおっしゃられました。

 

じつは宮島さん
〈絵コンテを〉を見るよりも
直接「言葉」で語ってもらった方が
イメージがふくらむ
ということでした。

 

そこで
編集長さんとの打ち合わせが終わった後
2人だけで細部の確認を行うことに
なったわけです。

 

絵が下手だからこそ、つながった!

出版社のオフィスを出て
あいにくの「雨」の中を
宮島さん行きつけのコーヒーショップへ。

雨

「今日は貸し切りだから・・・」
と店長らしき女性の
やや自嘲ぎみな微笑に迎えられました。

 

(密にはなっていないから安心して)
ということでしょうが
そういうことを
いちいち考えなくてはならない、そんな
窮屈な時代になってしまったことを
心のどこかで嘆きつつ
勧められるままに
奥まったコーナーの一角に
腰を落ち付けました。

 

「物語の概要をもう一度話してください」
とさっそく宮島さんからのリクエスト。

ひつじかいは待っていましたとばかりに

 

物語の舞台設定とモチーフ
登場人物(動物)
物語の背景と主なテーマ

 

などについてとうとうと語りました。

 

そうして見開きごとに
細部を確認していきました。

この検討の段階で
ひつじかいの〈絵コンテ〉に対し
いくつかのほころびが指摘されました。

 

それらの指摘を整理してみますと
おおよそ次の2点に集約できそうでした。

 

・ひとつの見開きに
 複数の場面が描かれたコンテがあるが
 1カットでまとめるのが難しく
 また読者の混乱を招きかねない。

 こうした見開きは思い切って
 2または4カットに分割すべきでは。

 

・上とは逆に
 ひとつの見開きが
 2カットで表現されたコンテがある。

 融合できるものは融合し
 1カットで表現した方が
 見開きの印象が強くなるのでは。

 

というものでした。

 

絵については甚だ心もとない
ひつじかいにとって
見開きにメリハリをつけるという意味で
とても参考になる意見ばかりでした。

 

「宮島さんの感性で進めて欲しい」
とお願いしましたら
スケッチを
数パターン用意してくださるとのこと。
率直に感謝申し上げました。

 

雨のしずく


とまあ
こんな感じで
絵本の「絵」を担当してくれる
イラストレーター(画家さん)との
コラボレーションが始まりました。

 

ひつじかいが見落としているポイントを
指摘いただいたり
時には登場人物(動物)の腕の使い方まで
細かく検証くださったりと
リアリティの追求は半端ではありません。

 

ひつじかいの
頭の中にだけにしかなかった世界が
今まさに表出されようとしています。

 

出会ったばかりの
イラストレーターとのコラボにより
無名のひつじかいの作品に
息吹が吹き込まれようとしています。

 

絵が下手でも
いや
絵がが下手だったからこそ、つながった
このコラボレーションに
絵本の奥行きを感じました。

 

ちかいうちに
この作品の詳細について
あなたにお伝えしたいなと思っています。

それまで、しばしお待ちくださいね。

 

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