この絵本ストーリーでは企画が通らない?ひつじかい大ショック!

出版の企画が通らない 絵本づくりABC
企画が通らないときは・・
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こんにちは、もりのひつじかいです。

返信後10日を過ぎてから
メールが着信しました。

もちろん待ちに待った
出版社の担当者さんからです。
けれども、その文面を読んで
さすがに固まりましたね。
「絵本の出版」に向けて進んでいた

はず

だった取り組みに
またもや暗雲!
です。

ということで、今回も
こうした一連の展開について
お伝えしていこうと思います。

絵本の出版に関心がおありのあなた
どうか、お見逃しなきよう!

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「リズム絵本」ってなに?

最初に「絵本の出版に近づく」ための
お話しをいただいたときには

『あひるさんがとおりま~す!』

単純な「遊び絵本」の原稿でした。

その単純さゆえに


「飽きがこないかも」
「お風呂場で読んでもいいかも」


という講評があり
【落ち穂のごとく】拾われたのでした。

ところが
その後のやり取りを通して
「遊び」だけではコンテンツが弱いから
「肉付けをして欲しい」との指示があり
4シーン(8ページ相当)を
追加するリライトを行いました。


それが2週間前のことです。

そうして今日、その返事が
ようやく届いたというわけです。

メールの文面を整理すると
だいたい
次のようなことが書かれていました。

幼児絵本に詳しい
編集者からのコメントとしてー

*「リズム絵本」と呼ばれるジャンルは
 非常に門戸が狭い。

*ほぼ大手の寡占状態といっても
 過言ではない。

*また「リズム絵本」を構成する
 主要なリズムは
 言語学や脳科学の研究成果を踏まえて
 制作されており
 絵本のなかでも特異なジャンルといえる。

*大手が寡占するジャンルで
 勝負をかけるのは
 たいへん厳しいと言わざるを得ない。

と・・・。

担当者さんは
これらのコメントを踏まえたうえで
ひつじかいに次の提案を出してきました。

*「リズム絵本」のリングで戦うのは
 どうもあまり得策ではない。

*ただし『あひるさんが~』の
 お風呂&パパという題材は捨てがたい。

*そこで
 絵本の対象年齢をぐっと上げて
 「ストーリー絵本」として
 書き直してみたらどうだろうか?

と・・・。

パパとお風呂

なぜ、こんなことになっちゃったの?

これを読んで
はじめはひつじかいも困惑しましたね。
ただただ、困惑しました。


だって、自分では
「リズム絵本」を書いたつもりなど
これっぽっちもなかったわけですから。

いったいどこで「リズム絵本」なるものに
すり替わってしまったのでしょうか?

思い当たるフシがあるとすれば
リライトしたときということになります。


追加したのはわずか4シーンでしたが
そのページで擬態語などのオノマトペを
多用し過ぎたのでしょう。


オリジナルのときから既に流れていた
そこはかとないリズムが
「このオノマトペによって強調された」
と推測することができました。

ただし
こんなときにも
担当者さんは冷静です。

「わたしの調査不足で
 たいへんなご迷惑をおかけしました。
 どうでしょうか、ひつじかいさん
 この際思い切って
全面的に書き直しをされたら
いかがでしょうか?
 ご返事、お待ちしています」

全面的な書き直しとなりますと

『あひるさんがとおりま~す!』

の世界観は
もはや完全に失われてしまうでしょう。

しかし

結局は採用にならなかったわけですから
その世界観は
【落選作品群】の一つとして
永遠の安息を得ることでしょう。

(なんて、少しオーバーかな?)

そう考えたら、一気に吹っ切れました!

鉛筆で下書き

そこでひつじかいは
メールにこう書いて送信しました。

「いろいろとお心配りをいただき
  ありがとうございます。
  ご提案いただきましたとおり
  全面的に書き直してみます。
  つきましては、少しお時間をください」


てね。

どう書き直したらいい、あひるさん?

担当者さんに対し
前向きな返事はしたものの
これというアイデアが思い浮かびません。

そんなときは
しばらく「放っておく」のが一番です。


しかし
全体のモチーフだけは
前もって固めておきたいなと思いました。

でも
その前に大切なことを忘れているよ!
と心の中の声がつぶやきました。
その本の出版を決定するための
【3つのポイント】をそらんじてみなさい
というのです。

あひるさん

【3つの条件】とは

ほら

絵本作家になりたい!〈出版企画書〉の書き方がポイントだって?

という記事の〈目次1〉中に書いてある
「編集者が着目する3つのポイント」
のことですよ。

忘れてしまった人は
リンクをクリックしてみてくださいね。
本当に大切なことを言っていますから。

そんなわけで
ひつじかいは心の中の声に従い
【3つのポイント】を思い出したのでした。

☆なぜ
 その絵本は出版される必要があるの?

☆だれが
 その絵本を手に取るの?

☆そういうあなたは
 いったいなにもの?
(その物語を語る資格があるの?)


ってやつ・・・。

そうしましたらね
突然ぱあーっと視界がひらけて
見えてきたんですよ
新しい世界観が!

「世界観」っていうと
少し分かりづらいかもしれませんね。
ここでは単純に
世界
あるいはステージ
または舞台
状況

などと呼んだほうがいいでしょうか。

とにかく、その新しい物語の

・主人公&性格設定
・舞台設定
・構成(プロット)

などが
あっという間にできあがったのです。
まるで
その世界(ステージ)が
はじめからそこにあったかのように!

たしかに
リライトのときよりも勇気は必要ですが
近く担当者さんに再提出いたします。

どうかみなさんも
この【3つの条件】を吟味されて
世界を
全く別の視点から眺めてみてください。
もしかしたら本当に
魔法のようなことが
起きるかもしれませんから。


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