絵本作家への夢を叶えるコンクール選びとは

夢のファンタージー 絵本・童話コンテスト
夢を叶える!

こんにちは、もりのひつじかいです。

今日は、絵本・ストーリー部門の
コンクール選びについてお話しをします。

ひつじかいオススメのコンクール
(審査を含む)
なども紹介しますので
「そろそろアウトプットしたいな」
というあなた。
お見逃しなく!

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絵本のコンクール選びはとても重要

花についた雫を吸う蝶のイメージ

さて、絵本の創作を愛する人ならば
絵本のコンクールに応募した経験が
一度ならずおありになるのでは
ないでしょうか?

残念ながら、なかには
ひつじかいとおなじように
「落選街道まっしぐら!」という人も
いらっしゃるかもしれませんね。

落選は決して愉快なことではありません。
でも、いろいろなことを教えてくれます。


応募総数の多いコンクールでは
逐一講評をもらうことはできませんが
少なくとも
そのコンクールの審査員には
「気にいってもらえなかった」
という事実をつかめます。


ほぼ同じタイミングで
コンクールの入賞作品が発表されますので
じっくり読み込んで、自分の作品の
あら探しをすることもできます。

けれど、たいがいひつじかいは
こんなふうにつぶやくことになります。


「いったい、これのどこがいいんだい?」
「審査の基準がよく分からないよ!」

ってね。

落選を重ねたことで
ひつじかいにもそれなりの
経験値というものが蓄積されました。
そうして
それがひとつの知見として発動され
応募を控えた方がいいコンクールを
見極められるようにもなりました。


それが・・

絵本作家として、将来
「自分の絵本を出版したいのならば
テーマのあるコンクールは回避すべき」
というものです。

腕試しの場として好都合ではと
ひつじかいも最初は考えていました。

しかし

そのコンクールに応募しようと決めると
テーマや課題が多少間尺に合わなくても
とにかく書き切ろうとあがきます。

その結果ー

自分の最大の強みを発揮できないままで
投稿!
なんて
残念なことになってしまうわけです。

ひつじかいが落選を重ねた原因のひとつは
案外こんなところにあったのではないかと
今は冷静に振り返っています。

腕試しになりそうだからという理由で
気軽に書けそうだからという理由で
不得手なテーマに
安気にチャレンジしてはいけないという
ひつじかいからの「耳打ち」ですね。

つまり
寄り道をしてはいけないということです。

ぐるぐるいろいろなことを考えている女性のイメージ

コンクール選びはとても重要!
という理由が
少しお分かりいただけたでしょうか?
ただし、ページに関する制限については
これはあってもいいかなと思います。

といいますのは
いざ「出版」ということになったときには
製本上の制約というものがありますので
そういうベーシックなスタイルに
慣れておく必要があるからです。

従って本のページ数については
製本上の効率を優先して
8の倍数ー
16、24、32ページで調整すると
いいでしょう。

ただし、絵本の場合には
「見開きを一つの単位として考える」
というのが基本ですし
表紙と裏表紙には本文が入りませんので

24ページものなら・・
→見開き11(22ページ)
32ページものなら・・
→見開き15(30ページ)

を目安にストーリー展開をしておけば
よりベターだと思いますね。

なんてえらそうなことを言っていますが
ひつじかいも投稿を始めたころは
製本のイロハさえ知りませんでした。

おすすめの絵本コンクール(審査)

絵本の原稿のイメージ

ということで
ひつじかいがオススメする
コンクールをお伝えしておきます。

主催者の言葉をお借りすると
コンテストではなく「審査」である
というところもありますが
ひつじかい的には
一応コンクールの仲間にくくっています。

絵本出版賞(※審査)
〈絵本のストーリー部門〉

・テーマは自由です。
・ページ数も自由です。

ただし、ページ数については
先ほども少し触れましたが

「制作予算の観点から、本にしたときに 
 8の倍数になるのが好ましい」

という仕様上の補足がありますので
ご留意ください。

こちらはもちろん
上位入賞者の
商業出版が想定されています。

あとは、こちらもいいでしょう。

絵本テキスト大賞
〈子どものための絵本テキストの募集〉

【Aグレード】幼児・・11見開きの原稿
【Bグレード】幼年・・15見開きの原稿

こちらも、商業出版が想定されています。

ただしこちらは

「絵本としての特徴を生かしながらも
 ストーリー性のあるもの」

という、注文がついていますので
ストーリーテリングに自信のない人には
バイアスがかかるかもしれません。

ひつじかいも過去に2回挑戦しましたが
このストーリー性というところで迷い
ものの見事にはねつけられました。

最後はこちら。

絵本テキストグランプリ

・子ども対象の創作絵本のテキスト

やはりこちらも、物語性に秀でた
ユーモアあふれるストーリーが
好まれる傾向にあります。

もちろんグランプリ作品には
出版化が約束されてはいますが
エントリーに1作品5,000円の応募料が
かかってしまいますので
そこが、ちょっと、厳しいかなと・・。

テーマのある絵本コンクール

趣味で絵本を書いてみたいという人
テーマがあった方が書きやすいという人も
なかにはいらっしゃるかと思いますので
そういうコンクールも紹介しておきます。

ただし、先ほども言いましたが
不得手なテーマだったら
手を出さないほうが懸命ですね。

*ミツバチの絵本コンクール
〈絵本のストーリー部門〉

・テーマ
「ミツバチをテーマにして
『自然環境の大切さ』などを表現すること」

商業出版の想定はありません。

こちらについても
ひつじかいは
過去に2回チャレンジしています。

ストーリーのなかで、ちらりと
「ミツバチの攻撃性」
みたいなものを表現してしまったせいか
かすりもしませんでした。

でも、窓口の対応はとても親切です。
蜂蜜のように、ハニーですね。(笑)


*タリーズ ピクチャー ブックアワード
〈ストーリー部門〉

芝生に映った家族4人の影

・テーマ
「家族で楽しめる、ハッピーな作品」
「たからもの」
など
テーマは毎年変わります。


絵本は出版はされますが、主催者である
《タリーズコーヒー》の店舗のみの販売
となるようです。

こちらについては
これまでまったくノーマークでした。
17回という歴史もありますし
一生懸命やっているよという感じが
とてもいいですね。

パッピーになれるかもしれません。

ただ、著書が書店に並ばないとなると
少し評価が下がってしまいますね。


ここまで
絵本・ストーリ部門のコンクールに関し
いろいろとお話しをしてきました。
あなたも
ひつじかいとおなじように

絵本作家になりたい!

とお思いでしたら
その夢を叶えてくれそうなコンテストを
じっくり選んだほうがいいですよ。

絵本出版賞は
「絵本を出版する」というところに
力点を置いていますので
絵本作家になる!という
ぼくらの夢に一番近いかもしれませんね。


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