〈見つめるひと〉に開示される絵本『よあけ』を読み解く

よあけを見つめる人にだけ開示される本当の【よあけ】 大人の絵本を読む
よあけを見つめる人に・・

こんにちは、もりのひつじかいです。

今回の
ひつじかい「絵本おすすめの1冊」は
『よあけ』を取り上げてみたいと
思います。

この絵本

世間では
〈子ども向け〉として
カテゴライズされているようですが
ひつじかいはこれを
〈大人向け〉として
読み解いてみたいと考えています。

【意味】というものについて
考察してみたいと思っています。

少し難しい話しになるかもしれませんが
よろしかったらお立ち寄りください。

よあけ

『よあけ』
(ユリー・シュルヴィッツ作・画/
瀬田貞二訳/福音館書店/1977年)

絵本ではなく【量子】の話しから始めます

量子(りょうし)とは・・?

物質を構成している
「最小のエネルギーの単位」
と考えられているものですよね。

じつはこの量子については
最先端のサイエンスでも
解明できない部分があるということを
ご存知ですか?

それが
「量子のふるまい」といわれる
不可思議な現象です。

ひつじかいは
サイエンスについて
それほど詳しいわけではありませんが
この「量子のふるまい」については
前々から
「なんだか人間じみているなあ」
と思っていました。

どういうことかといいますと

「量子」は
観測されていないとき
つまりヒトに見られていないときには
単なる〈波動〉に過ぎませんが
いざ観測を始めると
つまりヒトが見始めると・・・

物質化される!
というのです。

量子

狐につままれたような
話しではないでしょうか?

ところが
こんなことが現実に
サイエンスの現場では起きているんです。

そうして
その真相については
依然謎のままなのです。

これって「だるまさんが転んだ」に似てるね

この話し
絵本『よあけ』と
いったい何の関係があるんだろう?


そろそろあなたも
心配になってきましたよね?

ごめんなさい。
もう少しだけ
辛抱してください。

「量子のふるまい」などというと
少し難しく感じてしまいますが
これを
子どもの遊びにたとえると
もう少し
わかりやすくなるかもしれませんね。

小さいころによく遊んだ
「だるまさんが転んだ」に
なぞらえてみます。

〈鬼〉がみていないときは
〈子〉は自由に動くことができます。
このとき〈子〉は
【波動状態】にあるのだと考えます。

〈鬼〉がセリフを唱え終わって
振り向いた瞬間に
(〈子〉を観測した瞬間に)
〈子〉は息を止めて静止します。

つまり
〈彫像〉のように顕現化
【物質化】するわけです。

このたとえは
あまり正確ではないかもしれませんが
「量子のふるまい」の特徴を
大雑把に捉えていると思います。

もしかしたらサイエンスの現場では
禁句なのかもしれませんが
こうした「量子のふるまい」に
ひつじかいは
何らかの【意思】を感じてしまいます。

そこで
これを【だるまさんが転んだモデル】
と呼ぶことにしました。

こういう言い方をすれば
なんとなく【意思】の部分を
表現できるのではないかと
考えたからです。

絵本を含む物事の【意味】とは?

つまり
ひつじかいが言いたいことは
こういうことです。

絵本をはじめ
物事の【意味】というものは
その対象にフォーカスすることで
(フォーカスし見つめることで)
生まれるのではないか
ということなんです。

はじめから
【意味】がそこにあるわけではなく
見つめる(観測する)ことで
はじめて【意味】が生まれる
ということです。

だから
当然のことながら
同じ物事に遭遇しても
その対象を
見つめない(観測しない)ひとには
【意味】は生じないということ。

そのひとにとっては
そこに「ひっかかる」ものが
何もないわけだから
立ち止まることもなく
ただ風のように
通り過ぎて行ってしまうわけですね。

見つめるひとに【よあけ】の意味が開示される

さて
ここまで
ものすごく長~い
序奏になってしまいましたね。

この『よあけ』という絵本は
そんな
「見つめるひとのための絵本」
ではないかと
ひつじかいは考えています。

夜明けの海

『よあけ』を見つめるひとに
【よあけ】の意味が開示される
そういう絵本なのではないでしょうか。

大人の絵本として読み解いてみたい
という意図が
ここにあります。

モノトーンで描かれた数々のページが
最後の最後に〈発色〉します。
『よあけ』のクライマックスシーンですね。

最後の最後に〈発色〉して
物語は終わりますが
じつはここから
本当の【よあけ】が始まります。

【よあけ】を見つめるという
本当の旅が始まるのです。

それが
『よあけ』という絵本に隠された
【意図】ではないかと
ひつじかいは考えています。

ちなみにあなたは
『よあけ』に何が見えますか?
何を思いますか?


それとも
ただ通り過ぎてしまいますか・・?

夜が長いこんな季節にこそ

あなたにとっての【よあけ】の意味を

探ってみてはいかがでしょうか?

 

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