これで絵本作家になれるかな?〈想像力を使って〉想像してみた

こんにちは、もりのひつじかいです。

 

今日は
〈想像力を使って〉想像してみる
ということについて
お話しをしてみたいと思います。

 

ひつじかいがお世話になっている
出版関係のエージェントさん曰く
絵本という業界は今や
レッドオーシャン(過当競争)な
世界なんだそうです。

そんな世界で〈芽〉を出すためには
独創性が必要だというわけですね。

 

独創性の基盤は何といっても〈想像力〉
ですよね。
だからひつじかいはいつでも
〈想像力〉を鍛えるという
トレーニングをしているんです。

 

今回はそんなひつじかいの一面を
ご紹介したいと思います。

 

絵本作家にとっての〈核〉ともいえる
この想像力について
日ごろから気になるあなたには
タイムリーな話題ではないでしょうか。

どうぞご笑覧ください。

 

〈すき間時間〉に想像力を鍛える!「ラーメン屋編」

【絵本の出版化】に向けた
担当者さん(絵本出版社)との打ち合わせ
(じつはストーリーの練り直し)の
経過につきましては
前に書きました。

関連記事はこちらです。

 

この出版社のオフィスは
都心近くの〈駅近〉にありますし
ひつじかいは郊外のさらに郊外に
住んでいますので
遅刻をしないように
少し早めに家を出ました。

でも
約束の1時間も前に着いてしまい

 

 さて、どうしようか?

 

ということになったわけです。

駅の南口にはルノアール(喫茶店)が
ありますので

 

 お茶でも飲みながら
 打ち合わせの展開でも考えよう。

 

とも
思いましたが

 

 まてまて
 天気もいいことだし
 この街の様子も見てみたい。
 絵本作家は
 何よりも好奇心が大事!
 あたりをぶらぶらと
 あるいてみよう。

 

そう思い直して
雑踏の人となったのでした。

 

平日の午後でしたが
そこそこの人出があり
街はにぎやかです。

 

まずは商店街を覗いてみることにします。

商店街

第一印象は

 

 なんだか食べ物屋さんが多いな。

 

という感じ。
それも、ラーメン屋さんが目につきます。
お昼ご飯を食べていなかったら
どこかの暖簾を
くぐっていたかもしれません。

 

ラーメン屋さんでは
想像力を使って
というわけにはいきませんね。

 

しかしそこは強引に・・・

 

ラーメン屋さんなのに
ラーメン以外のものしか
メニューになかったら・・

 

と想像してみます。

 

→ お客様は怒って店を飛び出す!
→ お客様は文句を言いながら店を出る。
→ お客様は呆れ果てて店から退散する。
→ お客様は文句を言いながらも
  それ「以外のもの」を食す。
→ お客様は面白がって
  それ「以外のもの」を食し
  「意外だ!」と言って喜ぶ。

 

考えられるお客様の反応とすると
こんなところでしょうか。

 

このなかでお話しとして興味深いのは
やはり最後の
「意外だ!」と言ってくれたお客様
ではないでしょうか。

 

そこで

想像力を使って

このお店は

いったいどうなっているのか

ということを想像するわけです。

 

ラーメン屋さんの暖簾を掲げているのに
ラーメンを商っていないラーメン屋さん
ですから
店長も相当変わった人でなければ
バランスが取れないでしょうね。

しかしその前に
そもそも何を商っているのか
想像しなければいけませんよね。

 

こうやって
想像力を使って
次から次へと物語のディティールを
紡ぎ出していくのです。

 

たとえば店長は
ひょっとしたら
「河童」なのかもしれません。
商っているのは「かっぱ巻き」
なんだけれど
河童が「かっぱ巻き」を売るのは
ちょっとシャクなので
「かっぱ巻き」のことを「ラーメン」と
呼んでいるのかもしれません。

かっぱ巻きを握る店主
そういうことか!

暖簾をよくよく見たら
「ラーメン」と大書されたその下に
【かっぱ亭】って
書いてあるじゃないですか!

 

そうすると
絵本のタイトルは
『かっぱ一丁!』
(もりのひつじかい作/◯談社)
ということにでもなりますかね・・・?

 

とまあ
こんなふうに
想像をふくらませていきます。
ポイントは
「何でもいいから〈しっぽ〉を見つけ
その物語の展開に付き合う」
ということです。

 

この
一見ばかばかしく思える展開を
頭から否定せず
黙ってついて行ってみる!
というのがコツですかね。

 

以上
お話しは尽きませんが
河童の話題はこれくらいにしまして
次のお店を覗いてみることにしましょう。

 

これで絵本作家になれる?「ハードタトゥー編」

商店街の坂道を
てくてくと下っていくと
〈ハードタトゥー〉と書かれた
スタンド黒板の前で
2人の怪しげなお兄ちゃんが
何やら打ち合わせをしています。

 

今風の流行をあまりよく知らない
ひつじかいではありますが
それでも
〈タトゥー〉くらいはわかります。

しかし
それが〈ハードタトゥー〉
ということになりますと
とたんに怪しくなってきます。

タトゥー

 ハードタトゥーか・・。
 ハードなタトゥーということだな。

 

 当たり前じゃん!

 

 何がハードなのか?
 そもそも、ソフトタトゥーなるものが
 あるのだろうか?

 

 でも
 タトゥーって
 簡便な入れ墨のことでしょう?
 だったら
 絵本の題材としてはNGですよね?

 

 いやいや
 だからね
 そこは想像力を使って・・

 やってくるお客様は
 みんな動物だっていうことにすれば
 どうなのかな?
 ひょっとすれば
 タトゥーをやりたい動物が
 いるかもしれないじゃないか。

 

 そうかなあ・・?

 

 そうだよ。
 たとえばさ
 ワニとか・・。

 

 ワニねえ・・?

 

 チビでやせで
 おまけに足のおそいワニがいるんだよ。

ちびでやせで足の遅い鰐

 ホント?

 

 いやいや
 だからね
 物語に出てくるんだよ
 そういうワニが・・。

 

 それで?

 

 とにかくそのワニは強くなりたいんだ。
 だって毎日
 いじめられてばかりいるから。
 強くなって
 いじめをしてくる連中に
 ぎゃふんと言わせてやりたいと
 そう思っているのさ。

 

 それでタトゥーを?

 

 いやいや
 だからね
 タトゥーじゃなくて
 ハードタトゥーだよ。
 普通のやつじゃダメなんだよ。

 

 ふうん・・。
 で
 何を描いてもらうんだい?

 

 それは・・

 つまり・・

 想像力を使って・・

 

 福助、なんてのはどうだろうか?

 

 ふくすけ?
 ワニに福助だって?

 

 ああ、そうだよ。
 福助人形のタトゥーをしたワニなんて
 想像しただけでも凄みがあるだろう?

 

 たしかにね・・。

 

てな具合に
ハードタトゥーを
絵本の題材にすることもできるのでは・・

 

え?

ダメ?

NG?

ママ友から苦情がくるって?

 

絵本作家の想像力は果てしなく続く「鳩ぽっぽ編」

こんな塩梅に
想像力を使って想像しながら
街なかを闊歩していましたら
少々疲れが出てきましたので
駅前広場で一休みしようかと
そちらに向かって歩いて行きました。

 

担いでいたリュックをベンチに下ろし
時間を見るために
スマホを取り出しました。

 

ふと何者かの気配を感じ
あたりを見回すと
数羽の鳩が
しずしずと近づいて来ます。

 

どうやらスマホではなく
食料が出てくるものと
期待をしている眼差しです。

 

 ごめんね
 何もないよ。

 

と声に出して言いましたが
はなから信じていない様子です。

 

 おかしいな

 いつもはちゃんと

 パンが出てくるんだけどな・・。

 

なかには首を引っ込めて静止し
持久戦に備える輩も出てくるしまつ。

 

 本当にないんだよ。

 

なんて
いくらニンゲンの言葉を尽くしても
しょせんは「鳩の耳にお念仏」です。

近づいてくる鳩

結局
そのような切迫した空気のなかで
寛ぐこともかなわず
ひつじかいは早々に
退散したのでありました。

 


近くの神社の境内で想像したんですね。

 

 あそこで

 何を出せば

 鳩たちは感動したのかな?

 

てね。

 

あるいは

 

 何を出せば

 豆鉄砲を食らったような

 顔をしてくれたのかな?

 

てね。

 

想像力を使って想像したんですね。

 

いろいろと想像したんですが
最初にひらめいたインスピレーションを
大事にすることにしました。

 

ひつじかいはリュックから
紙芝居を取り出したんですね。
それは-

『はとぽのゆうびんやさん』

と題するお話しです。

 

 では

 紙芝居の

 始まり

 始ま~り!

 

ひつじかいが
そう声を張り上げると
それまで
「パン!パン!」と騒いでいた鳩たちが
急におとなしくなりました。
そうして
紙芝居を
熱心に見つめ出したのです。

 

それどころか
主人公のはとぽ(伝書鳩)が
お客様から預かった大切なさくらんぼを
うっかり落としてしまうシーンでは
鳩たちは一様に動揺しているふうでした。

 

なんてことが
あるわけないでしょう!!

 

想像力を使って想像しているうちに
時はあっという間に過ぎ去り
約束の時間に遅れてしまいそうです。

 

今回の経験を一言でまとめると
こうですね。

 

想像力さえあれば
ルノアールはいらない。(笑)

 

あなたも
想像力を大いに使って
想像してください。
もちろん
絵本作家になるための創作を!

ということですよ。

 

 

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