絵本『もりのしょうぼうだん』を朝刊で宣伝してみました!

新聞朝刊を何部か重ねた写真 絵本づくりABC
新聞の朝刊で宣伝!

こんにちは、もりのひつじかいです。

今日は
絵本の新聞広告に関する体験レポートを
お伝えします。

絵本を出版したい人

出版はしたけれど鳴かず飛ばずの人

なんとか販促で挽回したい人

思い切って全国紙で宣伝したい人

などなど・・

そういう方々には
少しは参考になるかもしれません。

広告

絵本を新聞の朝刊で宣伝してみませんか?

絵本『もりのしょうぼうだん』に
【重版!】の声がかかりません。

いったいぜんたい
この絵本は売れているのかいないのか?
売れていないのだとするならば
在庫はどの程度あるのか?
重版の可能性は消えつつあるのか?

といったようなことが
皆目わかりません。
皆目わかりませんが
やれることはやってみようと思っていた
その矢先
出版社から突然届いた
広告掲載のオファー。


 あなたの絵本を
 新聞の朝刊で宣伝してみませんか?

なんと
与えられた考慮時間はたったの1日。

いまだ重版の声がかからない絵本を
全国紙の朝刊で宣伝して
果たしてどのくらいの効果があるのか?
それともこれは出版社からの最後通牒か?
はたまた踏み絵か?

などと

ずいぶん逡巡しましたが
販促計画どおりに動けていない
そんな負い目もあり
受けてみることにしました。

発行部数全国一の新聞・朝刊に掲載

今回ひつじかいが臨んだ
新聞広告掲載の概要は次のとおりです。

新聞の朝刊に広告を掲載

・掲載紙:読売新聞/朝刊
 (2021.1.16日版)

・掲載紙面:一面/最下段・書籍紹介欄

・掲載枠:出版社・みらいパブリッシング

・掲載料:絵本の書影有りで税別15万円

角野栄子さんのとなりに『もりのしょうぼうだん』が載りました

角野栄子さんのとなりに『もりのしょうぼうだん』の書影が・・


読売新聞・朝刊の発行部数は
新聞社のポータルサイトでは
809万部と発表されていますが
他のランキングサイトなどを参照すると
776万部前後(2019年)となっており
こちらの方が実数に近いかなと感じます。

そのあたりは「藪の中」だとしましても
発行部数全国一
というのは確かでしょうから
絵本に関心がある人の目に触れる機会も
それなりに多いのではないかと
期待は大ですね。
何しろ、税別15万円!ですもの!

 参考までに
 書影なしだと税別10万円だとか。

果たして、この宣伝の効果は
いかばかりでしょうか?

共著者の言葉にしょんぼり・・・

ひつじかいより半年以上も早く
絵本を出版された
『もりのしょうぼうだん』の
共著者さん(絵を担当)に
新聞広告の効果について尋ねたところ

「あまり実感がなかった」

とのストレートな返事。

え、なに、実感がなかったって?
そんな~、もうOKしちゃったよ!
15万円も払って実感がなかったら
しょんぼりを通り越して
「がっくり」だって・・・

地道な販促こそが本道

全国紙・朝刊の新聞広告というのは所詮
「おまじない」のようなものなのかも
しれません。
実売より精神的な効果の方が
大きいのかもしれません。

やはり販促の基本は
日ごろの地道な活動にあるのでしょうね。


販促の三種の神器(スマホ・パソコン・ノート)

ちなみに絵本の発売から3ヶ月の間
ひつじかいが何をやってきたか
ということを
次にまとめておきます。
ご参照ください。

・地元のプレスに絵本を謹呈
 うち1社(ローカルテレビ局)から
 取材のオファーがあり、出演。
 (計5回放送される。)

・地元の書店めぐり。
 全国展開する書店2店及び
 県内の有力書店が販売を確約。

・ひつじかいの行きつけの店舗等に贈呈。
 店内に掲示していただく。

・地元図書館に謹呈。
 絵本コーナーを特設していただく。

・絵本読み聞かせの会に謹呈。

・地元コミュニティに紹介。
 コミュニティのメンバーが購入。
 また、地元の小学校、保育園などに
 紹介してもらう。

・友人・知人に紹介。
 友人からのツテで、地元ラジオ放送の
 取材を受ける。
 また、地元中核病院の小児科や
 温泉施設などで購入を確約。

といったところですが
どうも

周りの人に動いていただいている割合が
高いなという状況です。
もう少し自分の足で稼がなくては
いけませんね。

コロナ禍で選択肢は絞られていますが
まだまだこれからも販促
続けていきますよ!

おまけ 速宣伝の効果が・・

この記事を投稿した後に
出版社からメールが届きまして
絵本を朝刊で広告宣伝したその夜の
Amazonランキングが
絵本部門で
なんと3桁台に跳ね上がったそうです。

宣伝する前は16,000番台でしたから
大きな飛躍です。

どきどきしながら
ひつじかいも確認してみましたが
その時点ではすでに
4,000番台に急降下していました。


な~んだ。


このランキングはどのような指標に基づき
作成されているのかよくわかりませんが
それでも
継続的に4桁台を推移していますので



一応の効果はあったのかな
という感じです。


さっきもいいましたが
朝刊で絵本を宣伝するというのは
ある種のおまじないみたいなものですから
これからも
こつこつ広めていきたいと思います。

などと

ここまで書いてきて
ぼんやり冬空をながめていましたら
ひつじかいのホームグラウンド
N県の
ローカル新聞社から電話があり
『もりのしょうぼうだん』を
取り上げてくださるとのこと。
なんと
ひつじかいのポートレート付きで!


いや~
これも朝刊効果でしょうか?

気を良くしてAmazonを開いたら
カスターマ-レビューが
1件追加になっていました!


コロナで会えないお孫さんに
贈ってあげたみたい。

お買い上げありがとうございました。


どうか1日も早く
お孫さんに会えますように!


ひつじかいはこれからも
地道に創作を続けたいと思います。

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