こんにちは、もりのひつじかいです。
ひつじかいの初めての絵本
『もりのしょうぼうだん』 について
Amazonで予約が始まった
というところまでは、前に書きました。
読み飛ばしてしまった、というひとは
さて、その絵本ですが
街の書店には、早いところでは
2020年10月10日あたりから
ぽつぽつと並び始めたようです。
こちらの写真は首都圏の某書店さん。
『もりのしょうぼうだん』が
「ねこ絵本」で一世を風靡している
町田尚子さんの新刊
『ねこはるすばん』の横に
悠々と座を占めています。
なんとも頼もしい眺めです。
今回の刊行で「絵」を担当してくださった
宮島美穂子さんに送っていただきました。
これを見る限り
やれ、一安心というところですが
書店へのご挨拶まわりの前に
出版社から求められたことがあります。
それは・・・
*ポップ用のサイン(太字横書きで)と
*ポップ用のコメント(15字程度で)を
至急用意して欲しいということでした。
これから絵本を出版しようという
あなたのために
参考になるかどうかは分かりませんが
販促に疎いひつじかいのドタバタぶりを
お伝えしておきたいと思います。
ポップくらい事前に想定しておかなくちゃ!
え、ポップ?
ポップって、書店でときどき見かける
あのこぶりなカードのこと?
サイン?
サインなんてぜんぜん考えてもないよ。
コメントといわれても
何を書けば・・・。
絵本の出版が大詰めを迎えるころまでに
ポップくらいは想定しておかなければ
いけませんでしたね。
うかつでした。
と、いいますか、こんな展開になろうとは
全く想定すらしていませんでした。
なんて呑気なひつじかいなんでしょう。
サインに関するいくつかのサイトを覗き
書き方のフィーリングを感じ取り
えい!や!と直感で書き上げた
サイン&コメントがすんなり通って
最終的にはこんなポップになりました。
するとしばらくして出版社から・・・
「作者の色紙が欲しい」
と言っている書店がありますので
至急郵送してください。
との連絡が入ってきました。
と、ここでまた、ひつじかいは
「はた」と困ってしまったのです。
色紙か・・・
今、手元には当然ない。
住まいの近くに文具店もないし・・・
やっぱり
困ったときのAmazonさん頼みだね。
2日後に届いた色紙に
さっそく“サインもどき”のものを
書いてはみたものの
どうにもバランスが悪いのです。
ポップ用のサインでは目立たなかった
アラが
目立ってしまって・・・
練習しましたよ
ひたすら練習しました。
ミスプリしたコピー用紙の裏面に
何度も何度も書きつけました。
これでよし!
というレベルまでは達していませんが
時間的制約もありましたので
ほどほどのところで妥協しました。
みるひとが見たら「何だこれ!」って
言われてしまうかもしれません。
それでも自力で
こんなふうに仕上げたのです。
サインの最終形はこちら↓
参照した
複数のサイトがいわんとすることを
要約しますと-
サイン、つまり署名というものは
そのひとの固有性を証すものであるから
どのような書き方をしてもよい。
極論をいえば、他人に読めなくてもよい。
ということになるのだそうです。
さすがに読めないようなプロの領域までは
到達していませんが
まわりもこれでよしと言っていますので
よしとしました。
本当は色紙にサインをするなんて
なんだかとても照れくさいわけですが
これも絵本の販促メニューと割り切って
堂々と書かなくちゃいけませんよね。
読めなくてもいいから!(笑い)
さあ、では、いよいよ明日から
絵本の販促を兼ねて
書店回りでもすることにしましょう!
名刺を作ってなかったって!?
ズルッ!
め、名刺もなくて、どうやって挨拶に・・・
あなたが本物の
「もりのひつじかい」であることを
名刺も持たずにどうやって
証明するつもりだったの?
あのね、書店はね、忙しいですよ。
名刺も持たない「変なおじさん」風情が
突然訪ねてきたら
そりゃあ警戒しますわな、普通はね・・・。
仰せのとおりです。
すみません、直ちに制作にかかります。
ということで
あわてて名刺作成サイトを当たり
自分でデザインを考案しました。
で、納品は?
え、納品・・・?
あれ、1週間後だ・・・。
おつかれさま
あきれて物が言えませんわ。
1週間も、販促しないで何してるの?
地元のローカル・テレビに出演が決まる!
友人からの勧めもあり
ダメもとで地元のローカル・テレビに
絵本を謹呈しましたら
『もりのしょうぼうだん』について
インタビューをいただけることに
なりました。
一気に「どかん」と花火を打ち上げる
いうところまではいきませんが
劣勢を少しは挽回できたでしょうか?
こんなふうにこつこつと
販促を積み重ねていければいいでしょう。
名刺のデザインはこんな感じ
ひつじかいが作成した名刺のイメージは
こんな感じです↓
名刺の左半分に
絵本の表紙をアレンジしています。
肩書の部分は
たったの1作で「絵本作家」などと
名乗るのもおこがましく
「絵本のストーリーを書いている」
と、謙虚に構えました。
個人情報は
ペンキで消させていただきましたが
ペンネームの下に
本名を書いています。
やはり名刺ですから
本名を外すわけにはいかないでしょう。
絵本とポップとこの名刺を持って
勇んで販促に出かけることに
いたしましょう。
おっと、そうだ
色紙も必要になるかもしれませんから
マジックと色紙のブランクも忘れずに。
営業経験のないひつじかいにとって
販促に対する心理的な壁は
結構高いものがありますね。
それでも
共著者の宮島さんが
奮闘してくださっていますので
頑張りたいと思います。
では
行ってきま~す!
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